出前授業について考える

出前授業とは、外部から講師を呼んで授業を学校でおこなってもらうというものです。保護者からの要望があり、学校で検討して出前授業が実現する場合もあります。

要望にすべて応えることはできませんので、選定が必要です。特に注意が必要なのは、○○さんという特定の人を指定して出前授業をしてほしいというときです。多くの場合は推薦してきた保護者の知り合いだったり、保護者自身が感銘を受けてという個人的主観が関係しています。

この場合は、推薦された人が本当に子どもにとって有益な授業ができるのか、授業内容に関係していて子どもの理解が深まるような内容かを慎重に精査しなければなりません。保護者の個人的なつながりで要望しているだけの場合もあるので、注意が必要です。一番に考えるのは、学ぶ子どもたちにとって、理解の深まったり、新しい刺激を受けて楽しく知識を取り入れることです。