生徒たちに考える力をつけてもらうには、まず聴く力をつけてからでないといけません。
そして先生たちも同様で聴く力をつけないといけません。
なぜなら、生徒が話をするときに言葉が出てこなくなったり、うまく伝えることができないなどといったことが出てきたときに、先生がそれに対して指導できるようにならないといけないからです。
言葉が出なくなったらすぐに助けを出すのではなく、その時はまず待たないといけません。
待っている間に生徒が話したいことが何かを考えておく必要があります。
そして、じっくり生徒の話に耳を傾け、少しずつ助言をしていきます。
ただ生徒が自分から話したいという意欲を一番に考えないといけません。
先生は生徒の話をしっかりと聴き、生徒がどういう話をしたいのかを理解することも先生の聴く力となるのです。