保護者のなかには、担任の指導が細かいと感じて抵抗感を感じることもあります。学習とは直接関係のないと思えることに対して、厳しく指導を受けたと子どもが感じる場合は特に、担任への不信感に繋がってしまいます。
よくあるのが、筆算の時に定規を使って線を引くように指導されたり、手を挙げるときはまっすぐ腕を伸ばしてという指導は細かい指導だと捉えられがちです。担任独自のルールであって、隣のクラスの先生はそんなこと言わないという場合は注意が必要です。細かすぎる指導が学習の妨げになる場合があるので、担任は柔軟な対応が求められます。
指導が必要な場合でも、子ども自身がなぜ指導されたかを理解できるように、説明することが重要です。子どもが指導された意味がわからなければ、指導の意味がありません。子どもにとってやりやすいやり方なのかを考えて指導する必要があります。