学校の行事としてある遠足。学校の生徒は行き先や費用、注意事項など遠足に行く前に先生から生徒に伝えられますが、学校側は生徒を遠足に連れて行く前にさまざまなことに気を配り準備をしなければなりません。
ここでは遠足の雑学として、遠足に行く前に学校側が準備すべきことについて解説をしていきます。
遠足に行く前に学校が準備すべきこと
*遠足の行程はどのように考える?
・出発時間と到着時間
遠足は日帰りであるため、あまりにも行き先が遠いところは難しいです。
おおよそ、8時30分ごろ出発し、16:00ごろに到着できる場所になります。
・施設の収容人数を調べる
施設などに訪れる場合は、遠足に行く生徒数を考慮し収容人数に問題がないか確認する必要があります。
・雨が降った場合について考慮しておく
雨が降った場合、行き先によっては遠足が中止になる場合がありますが、遠足の途中に雨が降った場合どう対処するのかについて検討しておく必要があります。
・遠足の目的をしっかりと考える
遠足は学校の教育活動の一環です。例えば、普段なかなか体験できない場所や、友達と交流を深められる場所が望ましいです。
*遠足の費用で検討すべきこと
・バス代
遠足ではクラス全員が乗車できる貸切バスを利用するケースがあります。バスの乗車中、レクリエーションを行うなど、友人と交流を深めれるといったメリットがあります。
遠足の行き先にもよりますが、バスで移動する場合、バス代は遠足の費用として必ずかかります。
・昼食代
遠足の行き先にもよりますが、昼食代を一括徴収し、あらかじめ指定した場所で昼食をとることもあります。朝の出発時刻までにお弁当持参が難しい場合は、一括徴収するほうが都合がよい場合があります。
施設によっては団体客用の食事を人数分発注しておけば、費用が安く済みます。
・施設利用料や体験料
施設を訪れる場合は、施設利用料や体験料といった費用がかかります。団体割引などが利用できれば、通常よりも安く費用を抑えることが可能です。
・その他かかる費用
旅行会社へ依頼し添乗員をつける場合は、添乗料が発生します。
また、写真販売や卒業アルバム用にカメラマンがつく場合は、カメラマンの派遣費もかかります。
まとめ
生徒にとって遠足は、友達との交流を深めることができたり、体験したことのないことが体験できたりなど、生徒の教育の面でも大きな役割を果たします。
遠足を企画する教師は、綿密にプランを練り、かかる費用を算出し、生徒や生徒の保護者にあまり負担がないように配慮する必要があるのです。